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2025年度 地域遺産支援プログラム(トラスト・エール)

実施団体名
公益財団法人日本ナショナルトラスト
助成制度名
2025年度 地域遺産支援プログラム(トラスト・エール)
お問い合わせ先
(公財)日本ナショナルトラスト 事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5海事センタービル4階
TEL:03-6380-8511  FAX:03-3237-1190
募集時期
募集終了 2024年09月01日~2024年11月10日 
対象事業
事業プロジェクト, 組織運営支援
内容/対象
【事業内容】
■目的
地域が主体となって取組む地域遺産保全に向けた活動に関して、地域遺産を将来に継承する仕組みを構築するための支援を行うことを目的とします。

■概要
本事業は、地域の特性や課題に応じた地域遺産を守るための持続的な「仕組み」(※1)を地域につくることで、日本各地の地域遺産を将来に継承することを目指しています。そのため、本事業では、地域遺産の保全に取組む活動団体の担い手や資金不足といった組織的な課題を解決し、継続して活動を行うことの出来る基盤づくりを支援します。また、地域の特性や課題に応じた仕組みを開発し、実践的な取組みを行いながら、地域がノウハウを得ることを支援します。
本事業においては、公益財団法人日本ナショナルトラスト(以下、「JNT」と言う。)がコーディネーターとなり、地域に適した専門家(個人又はチーム)を派遣して、企画支援や情報・ノウハウの提供などを行うソフト支援(※2)を実施します。JNT が伴走しながら関係機関や専門家と協力し、活動団体が提案するプロジェクトに取組みます。
(※1)「仕組み」とは、本事業においては、地域遺産を将来に継承するために必要な体制や資金なども含めた、自立・持続的な地域遺産保全の方法のことをいいます。例えば空き家のマッチング、外部サポーターと行う自然環境保全活動、分散型宿泊など、多様な仕組みがあります。
(※2)助成事業ではありません。

■本事業が対象とする「地域遺産」について
本事業において「地域遺産」とは、文化財等の指定や有形・無形を問わず、次世代に継承すべき、地域にとって重要な次の資源とします(次の1~3のいずれかに該当すること)。
 1.地域の歴史・文化を物語るもの
 2.地域の貴重な自然美や風土
 3.上の12に関連し、地域のシンボルとなるもの

■申請の対象
1.申請できる活動
次のア)~ウ)の全てを満たすこと。
ア)JNT が定義する地域遺産を対象とした活動であること。
イ)地域遺産を継承する活動や地域遺産の価値を高めようとする活動であること。
ウ)公益性があり、広く国民が利益を享受しうる活動であること。

2.申請できる組織等
次のア)またはイ)に該当すること。
ア)営利を目的としない民間の活動団体等
・代表者および意思決定の仕組みが明確であり、会計処理が適切に行われている組織等であること。
・法人化されていない任意の団体も申請可。
イ)自治体 ※「3.事業メニュー」の「たねまき」が対象
・実施する事業を将来的に担う民間の活動団体の育成や発足が実施内容に含まれているものに限る。
※ア)イ)ともに他団体(NPO、観光協会など非営利の団体)との連名により申請することも可能です。その場合は、事業に責任を持ち、活動の中心となる団体を決めて申請書に明記してください。営利を目的とした企業等は、外部の連携団体として事業に参加することは出来ますが、連名を含め、申請主体になることはできません。

【事業期間および採択数】
■事業期間
・最長 3 カ年度とします。希望する年数を申請書に記載してください。
・地域の課題や事業内容等を審査し、支援事業委員会(本選考会)の答申を得て JNT が支援の実施期間を決定します。

■採択数
「たねまき」と「ひろがり」あわせて 4 件程度

【事業メニュー】
地域の活動段階や課題に応じて、次の「たねまき」(以下、「A 型」と併記する)、「ひろがり」(以下、「B 型」と併記する)という事業メニューを用意しています。いずれに応募するか選択してください。

<「たねまき」(A 型)~活動のための基盤づくり~>
(1)概要
既存の活動が停滞している地域において、主な課題である活動団体の組織強化に取組みなが
ら自発的力を高め、地域遺産を活かした活動を進める事業。
(2)対象とする活動団体のイメージ
・発足して間もない活動団体
・運営体制など、組織的な課題が主な要因で取組みが停滞している活動団体
・課題は理解しているが解決のための良い方法が分からない、何から手を付けてよいか分からない活動団体

<「ひろがり」(B 型)~地域遺産保全の仕組みづくり~>
(1)概要
資金調達や運営体制を含め自立した活動団体が、既存の活動を発展させるために地域全体を巻き込み、地域遺産保全に向けた持続的な仕組みを構築する事業
(2)対象とする活動団体のイメージ
・体制や資金面など、組織的に自立しており取組みが継続できている活動団体
・既存の活動を発展させ、さらに高いレベルの課題解決や新たな仕組みづくりに取組む活動団体(地域遺産の保全に関わる地域の課題が明確で、取組みたいテーマや実施内容が決まっている)
・新たに取組む活動について、事業として展開するために事業計画作成や専門的な人材、ノウハウ、ファンドレイジングを必要とする活動団体

【スケジュール】
2024年
7月~ 事前エントリー(公募要領公開)
9月1日~ 申込受付開始
9~10月頃 事業説明会(申込みに関する個別相談の場を設けます)
11月10日 申込締切

2025年
1月頃 本選考会(プレゼンテーション)
1~2月頃 内定の連絡
3月頃 選考結果通知
4~5月頃 派遣する専門家や事業内容の調整、事業計画書の作成、協定の締結等
5月頃 事業開始





応募制限
応募方法
必要書類をメールで提出してください。
選考方法
必要に応じて11~12月頃にヒアリング調査または現地調査を行い、12月頃に予備選考を行います。 1月頃にオンラインでのプレゼンテーション選考を行い、委員会の答申を得て内定します。
決定時期
2025年3月頃
備考
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