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令和7年度 地域の伝統文化助成

実施団体名
公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団
助成制度名
令和7年度 地域の伝統文化助成
お問い合わせ先
明治安田クオリティオブライフ文化財団事務局
TEL. (03) 3349-6194
募集時期
募集中 ~2025年01月31日 当日消印有効
対象事業
事業プロジェクト, 組織運営支援, 施設・設備
内容/対象
【趣旨】
わが国において、古来、地域に伝承されてきた民族の遺産ともいえる固有の伝統的な文化が時代とともに消滅しつつある現在、こうした歴史的・文化的に価値ある地域の民俗芸能(民俗行事、民俗音楽を含む。以下、同じ)・民俗技術(伝統的製作技術、衣食住に関わる生活技術、伝統工芸を含む。以下、同じ)を正しく後世に残すことが時代の責務であるとの考えに立って、当財団は、これらの継承のための諸活動、とくに後継者育成に必要な技能修得のための諸活動への支援を行ないます。

【助成対象】
(1) 地域の民俗芸能への助成
地域の民俗芸能の継承、とくに後継者育成のための諸活動に努力をしている個人または団体を対象とします。
(2) 地域の民俗技術への助成
地域の民俗技術の継承、とくに後継者育成のための諸活動に努力をしている個人または団体を対象とします。

【助成の条件】
(1) 令和7年度(2025 年 4 月~2026 年 3 月)までに、後継者育成と保存継承に必要な諸費用(道具整備費、製作材料費、育成研修費、記録保存費用)などの支出を予定していること。
(2) 上記支出を賄うために、個人または団体の負担以外に外部からの資金協力が緊急不可欠の状態であること。
(3) 都道府県の文化関係所管課の推薦があること。
(4) 次に該当するものは、対象外とします。
① 国指定の重要無形民俗文化財。ただし、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」(以下、「国選択」という)は対象となります。
② 国の公的助成ないしは他財団などからの助成を受けているもの、もしくは受ける予定のあるもの。(ただし、毎年、市町村等から受ける少額の補助は可、また使途が異なる場合も可)
③ 伝統性、地域性の希薄なもの、あるいは助成対象が不特定なもの。
④ 助成を受ける団体や組織の形態および事業内容が明確でないもの。
⑤ 伝統に基づかないイベントや行事など、当財団の助成目的に沿わないもの。

【助成金額】
(1) 地域の民俗芸能への助成については、1件につき70万円を限度とします。
(2) 地域の民俗技術への助成については、1件につき40万円を限度とします。
(3) 助成金額は個々の申込内容を検討の上、限度額の範囲内で具体的に使途目的を定めた金額を決定します。
(4) 助成は、単年度助成を原則とします。ただし、必要に応じて最長3年間の継続助成を認めることがあります。この場合、自動的に継続助成されるものではありませんので、希望する年度毎に申込をして審査を受けていただきます。

【助成の実行】
助成決定後、改めて所定の様式による「使途計画・収支計画書」を提出していただきます。
応募制限
下記に記載するような事項は助成の対象となりませんので、申込に際しては予めご留意願います。
・申込団体が連合組織(複数の保存会を傘下におく連合体)である場合
・国指定重要無形民俗文化財
・創作芸能あるいは由来や伝統に基づかず任意に始められた行事(例:伝統性のない創作太鼓等)
・本来の姿や伝統性が失われた神事・行事
・本来とは異なる地域での活動が主体のもの
・地域性が希薄あるいは特定できないもの
・研究のための助成
・伝統に基づかないイベント開催や村(町)おこし行事
・学校教育の一環として行われる伝統文化の教育活動
応募方法
1.申込に際しては、市町村教育委員会、公立博物館、学識経験者等からの推薦ならびに各都道府県教育委員会または知事部局の文化関係所管課の推薦が必要です。
2.所定の申込書に記入し、推薦書に推薦者の推薦を得た上で、関係資料とともに送付願います。(押印省略)
書類は郵送が原則です。でき得る限り、レターパック(日本郵便)等送付物の配達確認ができるもので送付願います。
選考方法
提出書類に基づき、当財団の伝統文化分野選考委員会で厳正に審査し、採否と助成金額および使途目的を理事会に答申して決定します。
決定時期
令和7年3月下旬(予定) 採否の結果は、都道府県所管課・推薦者・申込者宛に文書で通知します。
備考
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