第１回「東海演奏家の架け橋基金」

◆基金の目的
演奏家は、晴れの舞台で自らの腕前を披露すべく、長い時間一生懸命鍛錬して高みを目指します。しかし、残念ながら多くの演奏家にとって演奏機会を得ることは決して容易いことではありません。「東海演奏家の架け橋基金」は、演奏家のキャリアを支援する育成プログラムと、演奏機会の両方を提供する東海4県の団体を助成します。単に演奏機会を提供するだけでなく、演奏家が地域の人々とつながり成長していく過程を総合的にサポートし、プロフェッショナルとして独り立ちできる演奏家を育てることを目的とします。

◆対象となる事業テーマ
東海4県を中心に活動する演奏家のキャリアを支援し、ホールでの公演事業、アウトリーチ事業を通じて多くの人が音楽に親しむ機会を増やす事業

◆助成対象事業
東海4県を中心に活動する演奏家（ジャンル不問）を支援し、ホールでの公演やアウトリーチを通じて多くの人が音楽に親しむ機会を増やす事業。
ただし、以下の2点を満たすこと。
①単に演奏家に演奏の場を提供するだけでなく、演奏家のキャリア支援となる育成プログラムを伴うこと。育成プログラムの内容は、音楽を受け取る側の世代や特性、健康状態や音楽に関する知識レベルなど、ニーズに合ったアプローチで演奏を届けるスキルを育成するものとします。
②当事業で実施する公演において、出演する演奏家（18歳以上、音楽大学卒業と同等以上のレベルで、プロとして活動している個人）に適正な謝金が支払われること。