若者の「望まない孤独」支援モデル形成事業

【若者の「夜間の居場所」をつくる事業】
本事業では孤独感が高まり自殺も増えるハイリスク時間帯にも関わらず、支援の取り組みが進んでいない「夜間」の「居場所」に焦点を当てた事業を実施します。

【専門家と連携して共通指標を使った事業評価】
採択事業については、専門家と連携し、共通指標調査による事業全体のインパクトの見える化と発信を行います。

【事業テーマ】
孤立孤独対策支援において指摘される①「時間」②「距離」③「敷居」という3つの壁の中でも特に深刻な『時間』の壁。

若者の孤立孤独感が高まり、また虐待も発生しやすいことから、自殺が最も増えるハイリスク時間帯となっている夜間の支援が求められている一方で、支援窓口は日中の開催に限定されることが多いのが現状です。
本事業では若者を対象とした、「夜間」にリアルな繋がりの場や、緊急時のフィジカルな支援を提供する取り組みを募集します。

対象とする事業
【必要要素】
・ 夜の時間（概ね17〜22時）の「居場所」事業や支援が含まれていること
・ 事業対象者が子ども・若者（原則13歳～39歳）であること
・ 実際に滞在できる物理的な「居場所」や対面での支援を受ける機会があること

【期待する要素】
・既存の公共サービス等の中で主な対象者となりにくい受益者を想定している事業
・地域内の子ども・若者支援と直接関わらないような複数の事業者と協働する事業
・地域内または地域横断型で複数個所の居場所を設置・運営する事業
・緊急性の高い多数の受益者の存在が既に把握されており、それらの若者および新たな受益者層に対して居場所を提供していくような事業

【助成金について】
本助成による実行団体への助成総額はおよそ2.2億円を目途とします。
助成団体数は10団体程度、助成額は1団体当たり最大5,000万円程度を想定しています。
申請金額により、審査の有利不利はございません。
あくまで事業内容や過去実績、テーマへの合致度などを総合的に審査、判断してまいります。
詳細につきましては、公募要領にてご確認ください。

【対象地域】
全国
【事業期間】
2023年3月～2024年2月末
【採択実行団体】
10団体前後
【１団体あたりの助成金】
1,000万～5,000万